恥ずかしながら３度のビジネス失敗を経て、ようやく学んだこと。それは「個人ビジネスの事業構築には正しい順番がある」ということ。そのステップを１つずつクリアしていかなければ、軸のしっかりとしたビジネスができず、仕事として続けていくができないということです。

私がかつて起業迷子になったのも、結局はこのステップを飛び越えて（無視して）事業構築をしたからだと今は実感しています。私の場合は、自分の好きだけで仕事をつくったが故に、世の中のニーズがなくて、結局誰も必要としない商品ができてしまい、売れないモノを提供し続けてきた。というのが失敗体験でした。

自分の好きな事ややりたい事を目指すのは、もちろん大賛成です。なぜなら、それこそが自分の「情熱」に直結しているのでやっていて「やりがい」を得られるからです。
しかし、一方で大切にしなければいけないことはそのビジネスの先に「お客様がいる」ということ。その先のお客様が求めていることでなければ、当然ながら必要とされず、結果として商品・サービスは売れず、焦りから徐々にメンタルを崩していくことに繋がってしまうでしょう。

大切なのは「好きを仕事にする事だけに捉われず、その仕事で食べていけるようになるためのブレない事業を築く事」そして「時代の変化やお客様のニーズを掴み、自分で事業を変化させていくことのできる自走力」を身につけることです。